24 hours music Vol.1
世界は、時代とともに緩やかにうるさくなってきていると思います。
視覚による情報は飽和して、聴覚による情報が増え、音の隙間がどんどんなくなってきているように思います。
そこで、僕は「静か」を音で表現してみることにしました。「静か」は「無音」とは違います。「無音」は人を不安にさせると思います。
私は、私がこのうるさい世界で生きていくために、「透明なガラス」や「霧」のような曖昧で弱い存在としての「音」が必要でした。
もしかしたら、それはあなたにも必要なものかもしれません。
あなたがこの世界で心地よく生きていけることを願います。